私には小さな子どもがいるため、子育てしながら仕事を続けていくには、どうしても時間の調整が必要でした。そんな中、働き方改革を推進している企業を紹介していただいたんです。「子どもと過ごす時間を大切にしたい」「習いごとから帰ってくる16時00分ごろには家に居てあげたい」という私の希望に合う求人を見つけることができました。働きやすい環境で、本当にありがたく思っております。
スタートはアルバイトでしたが、将来的には正社員登用の道もあるということで、日々やりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。同僚の方々は私の障害を気にすることなく気さくに話しかけて下さるので、私としても気が楽で、とっても助かっているんですよ。仕事とプライベートの両立を大事に思っていただける環境に出会えて、私は本当に幸せです。

私は発達障がいの特性により能力を発揮できる場面とそうでない場面が極端なため、転職にあたり能力を発揮できる職場をと考えて発達障がい者の採用実績のあるひょうご障がい者求職センターに登録しました。パソコンデータ入力の業務経験がありましたのでデータ修正業務は得意とするところで発注作業についても以前物流会社に勤務した経験から私の能力を活かせる職務内容でした。加えていつでも相談できる福祉職の方が職場に常駐していることや通院への配慮もいただけるとのことで、私の能力が発揮できる職種だと感じて求人に応募した次第です。
面接の際には自覚している障がいの状況やどんな対策をしているか、会社側で必要な配慮等を丁寧に聞き取っていただき、その中で福祉職の方による定期的な面談が実施される旨の説明もありました。
とても穏やかで話しやすい雰囲気で進んだのを覚えています。
職務内容への自身のスキルのマッチと障がいを含めてのフォローへの安心感から長く働き続けられると感じ入社を決めました。

PCスキルアップのため、就労移行支援事業に1年ほど通っていたことがあります。事務職は未経験だったのですが、これで本当に仕事ができるのか不安に思っていました。たとえ就職できたとしても、すぐに環境に慣れることができるかどうか、心配でしょうがなかったことを覚えています。私がひょうご障がい者求職センターに出会ったのはそんなときでした。それまでは、任された仕事をやり終えるまで休憩を取ることができず、疲れて体調を崩してしまうことが多かったんです。
でも、事前の職場実習を経験することで、適度な休憩を取るタイミングを覚えることができたんです。その他にも自分が感じやすいストレスやネガティブな感情との向き合い方を学びました。心の安定を保つためのエクササイズなんかも経験しましたよ。仕事を続けていく上での体調管理方法を身につけられたので、これまでのように気分が落ち込みすぎることがなくなりました。今でも楽しく働き続けられていますよ。

精神障害があり、障碍者枠で応募しました。事務業務を希望し、趣味で勉強していた手話も生かしたいと思いました。就労支援の方の紹介で聴覚障害の方が多く働いているということを知り、一緒に働いてみたい、障害のある私でもステップアップ・貢献していきたいと思ったことがきっかけです。
2021年4月に入社し、同年8月から本社に異動して勤務しています。映画や演劇の鑑賞、旅行が好きですが、コロナ禍ということもあり自宅で動画鑑賞や近所を散歩するなどして余暇を過ごしています。